2016年8月に世界最大コックピット内蔵型2足歩行ロボットが完成した

 

町工場の集合体である西淀川経営改善研究会の

ロボットプロジェクトメンバーが定例会議を10年以上続けている

 

最大の特徴は、小型軽量かつ高出力の最適なサーボモータを独自に開発する技術

市販のサーボモータでは、乗り越えられない壁を超えた

 

2002年、2足歩行ロボット開発を開始

2007年、身長1メートルのヒューマノイドを開発

2009年、当時 世界最大級の身長2m10cmのヒューマノイドを開発

2016年8月、世界最大コックピット内蔵型2足歩行ロボットが完成した

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●人の力を10倍に増幅させるパワーローダーMS-02

開発したのは、アクティブリンク株式会社

手や腕を動かすと同じようにロボットアームが動く

重さ30キロのブロックは、

右腕をあげるだけで持ち上げるられる

操縦者の力を10秒以上に増幅をするので、

少しの力で動かすことができる

腕だけでなく、脚部も操縦者の動きに連動

製品開発のためのデータを取るための実験機

 

このパワーローダーMS-02から生まれたのが、「忍者」

忍者は、人間の歩行をアシストしてくれる

足を踏み出そうとする動きをセンサーが感知すると

腰部分のモーターが回転して、太ももを前方に押し出してくれる

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Stäubli(ストーブリ)が開発した超高速型の4軸ロボット

「TP80ファストピッカー」

 

 

1分間に200個を正確に掴み、超高速で箱詰めする

まるで早送りのように見える動き

吸盤状の先端で持ち上げて移す

 

移し替えも、並べ替えも、

バラバラのものを選別して箱詰めするのも思いのまま

 

密閉型構造のため、ほこりや異物が出にくいのでクリーン

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●寂しさや孤独を解決する分身ロボット:オリヒメ

 

 

目になるカメラと耳になるマイク、

胸元に口となるスピーカーを搭載

遠く離れた場所から見て聞いて喋る事が出来る

オリヒメを遠隔操作する側はパソコンで現場が見えて会話も可能

首を動かせば見たい方向を見られる

テレビ電話だと機械と一対一で話しているようで、

どうしても喋らなきゃと思ってしまう

オリヒメは人型なのでテレビ電話っぽくない

遠くにいる相手が近くにいるように会話が出来る

 

開発した吉藤健太朗 自身が、小学校5年生から3年半もの間、

あまり学校に通えない体が弱い子供で

学校に行けず寂しい気持ちを味わった体験をもとに

病気などで外に出られない人の寂しさや孤独の解決に目的を絞って開発

シンプルで小さいから世界中どこにでも連れて行ける

 

現在、医療施設や介護施設から問い合わせが殺到している

2015年7月からレンタルが開始される

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安川電機が開発した産業用ロボット:モートマン

人間の細かい動きを再現するアームロボット

オプションパーツを選ぶ事で色んな作業を何でもこなす

モートマンの累積出荷台数は30万台以上と世界一

 

・部品を運ぶ

バラバラに置かれた部品を3Dセンサーで認識

どこを掴めば固定できるかを瞬時に判断

 

・部品を掴んではめ込む

円周の差が0.01mmのパーツをはめる作業も難なくこなす

はめ込む瞬間にユラユラ位置を測る

実際の職人の動きを研究し、力の抜き加減をロボットに応用

 

・職人技を超える溶接

鉄板と溶接棒との距離を一定に保つことが職人技

職人技を完全再現

しかし職人技をもってしても火花が飛び散ってしまう

鉄板と溶接棒との距離を一定にすると電気膜が発生

それが火花の原因になっていた

そこで一定のリズムで溶接棒を上下させる独自の動作を導入

それにより火花が飛び散るのをなくした

積水ハウスでは建材づくり工程の96%がロボットにとって代わった

 

●2本の腕を持った実験用モートマン BMDA3バイオメディカル

 

人の代わりに試験管やスポイトを操り、

医療での実験現場での活躍が期待されている

1つの腕に関節が7個ついている

モノを持った位置を変えずに肘の姿勢を変える事が出来る

狭い場所でも自由に腕が動かせるように

それにより実験特有の繊細な動きも再現できた

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●タブレット付きロボット

 

「Double」34万9800円

タブレットを取り付けて操縦できるロボット

 

タブレットとロボットをBluetooth通信で接続し、アプリを起動する

操縦はスマートフォンで行う

 

アプリを起動するとクラウド上のサーバーに繋がり動くようになる

 

 

上下左右の矢印をタップし、ロボットをコントロール

 

ロボットを操縦する人の映像と音声はタブレットに表示され、

ロボットの前にいる相手と会話できる

 

iPadとiPhoneに対応

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ワールドビジネスサテライトで紹介

 

●円盤型ロボット「夢輪(ムーワ)」

 

開発したのはデンソー

円盤型ロボットの重さは2キロほど

 

陸上ではタイヤのように転がって移動

空中ではUFOのように飛行

水上では立ったまま移動する

 

4つのプロペラが動力になっている

自動車に使われているセンサーで動きを測定する

その情報を元にプロペラの羽根が自動で角度を調整する

 

2キロ程度の物を運べ、災害救助などで使う事を想定している

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夢の扉+で紹介

人の何気なく行う腕の動きは複雑

それを機械で再現するのは至難の業

コップを持ち上げる動作を見ても、肩、肘、手首と3つの関節を使う

中でも手首は持ち上げながら角度を調整しコップを水平に保つ

・産業技術総合研究所 主任研究員:尹祐根(ユンウグン・ライフロボティクス)

 

 

人の腕の動きを再現しようと、

腕の不自由な人たちが手元でリモコンを操作してハイテクアームを開発している

目指しているのは車いすをはじめ、色んな場所に取り付けができるコンパクトな腕

●邪魔になる肘がない伸縮自在のアーム

アームが伸びるに従い、コの字型のブロックと蓋が噛み合う事で一本の硬い棒になる

逆に縮むときにはそれが2つに分かれながら本体に収まる

オリエンタルモーターの協力でコンパクトで力強いモーターを手に入れ、

2013年4月、試作機が完成したが、頑丈にした分、重さが15㎏に

さらに重さとコンパクトを目的に改良を重ね、重さ8㎏を実現

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SCOOPERで紹介

●沖縄の学生が作った巨人サイボーグロボット

「スケルトニクス」

 

歩く、走る、投げる、掴む、人間にとって必要な動きは再現可能

骨組のロボットに人間が乗りこみ、動かす

その動力は人間

ダイナミックに動いているが動かしている人間はさほど力を使っていない

人間の動きに対して全て2倍に動く

原理はパンタグラフと同じひし形構造

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ワールドビジネスサテライトで紹介

●操縦できる巨大ロボ「クラタス」

 

コクピットに乗り込みハッチを閉める、あのボトムズを彷彿とさせる

外景がモニターに映し出される

操縦はゲーム機を操作しているのと同じ感覚

倉田氏が1人で材料を集め、1年半をかけて作り上げたトイロボット

人型4足歩行ロボットで価格は1億円以上

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