日別アーカイブ: 2015年2月22日

●寂しさや孤独を解決する分身ロボット:オリヒメ

 

 

目になるカメラと耳になるマイク、

胸元に口となるスピーカーを搭載

遠く離れた場所から見て聞いて喋る事が出来る

オリヒメを遠隔操作する側はパソコンで現場が見えて会話も可能

首を動かせば見たい方向を見られる

テレビ電話だと機械と一対一で話しているようで、

どうしても喋らなきゃと思ってしまう

オリヒメは人型なのでテレビ電話っぽくない

遠くにいる相手が近くにいるように会話が出来る

 

開発した吉藤健太朗 自身が、小学校5年生から3年半もの間、

あまり学校に通えない体が弱い子供で

学校に行けず寂しい気持ちを味わった体験をもとに

病気などで外に出られない人の寂しさや孤独の解決に目的を絞って開発

シンプルで小さいから世界中どこにでも連れて行ける

 

現在、医療施設や介護施設から問い合わせが殺到している

2015年7月からレンタルが開始される

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安川電機が開発した産業用ロボット:モートマン

人間の細かい動きを再現するアームロボット

オプションパーツを選ぶ事で色んな作業を何でもこなす

モートマンの累積出荷台数は30万台以上と世界一

 

・部品を運ぶ

バラバラに置かれた部品を3Dセンサーで認識

どこを掴めば固定できるかを瞬時に判断

 

・部品を掴んではめ込む

円周の差が0.01mmのパーツをはめる作業も難なくこなす

はめ込む瞬間にユラユラ位置を測る

実際の職人の動きを研究し、力の抜き加減をロボットに応用

 

・職人技を超える溶接

鉄板と溶接棒との距離を一定に保つことが職人技

職人技を完全再現

しかし職人技をもってしても火花が飛び散ってしまう

鉄板と溶接棒との距離を一定にすると電気膜が発生

それが火花の原因になっていた

そこで一定のリズムで溶接棒を上下させる独自の動作を導入

それにより火花が飛び散るのをなくした

積水ハウスでは建材づくり工程の96%がロボットにとって代わった

 

●2本の腕を持った実験用モートマン BMDA3バイオメディカル

 

人の代わりに試験管やスポイトを操り、

医療での実験現場での活躍が期待されている

1つの腕に関節が7個ついている

モノを持った位置を変えずに肘の姿勢を変える事が出来る

狭い場所でも自由に腕が動かせるように

それにより実験特有の繊細な動きも再現できた

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