安川電機が開発した産業用ロボット:モートマン
人間の細かい動きを再現するアームロボット
オプションパーツを選ぶ事で色んな作業を何でもこなす
モートマンの累積出荷台数は30万台以上と世界一
・部品を運ぶ
バラバラに置かれた部品を3Dセンサーで認識
どこを掴めば固定できるかを瞬時に判断
・部品を掴んではめ込む
円周の差が0.01mmのパーツをはめる作業も難なくこなす
はめ込む瞬間にユラユラ位置を測る
実際の職人の動きを研究し、力の抜き加減をロボットに応用
・職人技を超える溶接
鉄板と溶接棒との距離を一定に保つことが職人技
職人技を完全再現
しかし職人技をもってしても火花が飛び散ってしまう
鉄板と溶接棒との距離を一定にすると電気膜が発生
それが火花の原因になっていた
そこで一定のリズムで溶接棒を上下させる独自の動作を導入
それにより火花が飛び散るのをなくした
積水ハウスでは建材づくり工程の96%がロボットにとって代わった
●2本の腕を持った実験用モートマン BMDA3バイオメディカル
人の代わりに試験管やスポイトを操り、
医療での実験現場での活躍が期待されている
1つの腕に関節が7個ついている
モノを持った位置を変えずに肘の姿勢を変える事が出来る
狭い場所でも自由に腕が動かせるように
それにより実験特有の繊細な動きも再現できた
(666)